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クリエイターズ・ファイル63:時空を超えた舞台衣裳のデザイナー/竹田団吾

劇団☆新感線から「GANTZ」まで、ファンタジーを装いにする舞台衣裳家。

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ロココ調のドレスから発光する服まで、時空を超えた舞台衣裳をデザイン。

 ロココ調のドレスのような服から戦国時代の甲冑のような服、さらにはSF調ありファンタジー調ありで、そのすべてが渾然一体となった独特のデザイン。なかには電飾を仕込んだ光る服などもある。「劇団☆新感線」の舞台衣裳のほか、映画「GANTZ」の特殊衣裳として注目を浴びるデザイナー、竹田団吾さんの服づくりには驚くほかない。

 「これまで酒の席では何度も『これまでの衣裳作品をまとめて見せたいな』みたいな話は出てたんですが、去年ちょうど制作活動を始めてから30周年で、しかも50歳の節目だった。意識したわけじゃないんですけれども、ちょうど上手くタイミングが一緒になって、作品集と展覧会を同時にやることになったんです」

 生まれ故郷の福岡、新感線の旗揚げの地である大阪、そして現在活躍する東京と、三カ所を巡回する展覧会。いっぽう作品集の方も昨年2月『竹田団吾衣裳作品集 TAKEDA DANGO : MASTER OF FANTASTIC COSTUME』(河出書房新社)として刊行された。写真家の野波浩さんとのコラボレーションによる撮り下し作品も多数掲載。多彩な技法で幻想的なイメージを作り出す野波さんは、舞台のポスター撮影などを通じて、幾度も竹田さんと共同作業を続けてきたパートナーだ。舞台の宣伝スチルのほかに、自主的な「作品撮り」にも10数年来、共同で取り組んできた。

 「新感線の演出のいのうえひでのりさんが、写真とかアートとかビジュアルものが好きでね。いのうえさんが野波さんの作品集を見つけてきて『撮ってもらえるかな』『高いんちゃうか』とか言ってたのが最初(笑)。まだ劇団が大阪にあった頃やから、96年か97年頃からのおつきあい。足を向けては、寝られません(笑)」

 これまでのキャリアの集大成となる展覧会と作品集では、新感線や映画「GANTZ」の舞台衣裳はもちろん、テレビや映画、ミュージックビデオのために提供してきた衣裳などが数多く紹介されている。なかでも注目を集めているのが、声優の水樹奈々さんの衣裳だ。

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プロフィール

時空を超えた舞台衣裳のデザイナー

竹田団吾(Takeda Dango)

1961年福岡市生まれ。1980年、大阪芸術大学入学と同時に劇団☆新感線に参加、関わった演目は、まもなく100本。1990年から衣裳を担当。以降、映画、テレビなどでの特殊衣裳デザイン、制作を数多く手掛ける。映画では「阿修羅城の瞳」(2005)、「ASSULT GIRLS」(2009)、「GANTZ」(2011)など。テレビでは「仮面ライダー」シリーズ(テレビ朝日、2005〜)、「西遊記」(フジ、2006)の各話ゲスト衣裳など。近作は声優の水樹奈々のPV、木村拓哉「ゴオクエンジャー」CMなど。2011年『竹田団吾衣裳作品集 TAKEDA DANGO : MASTER OF FANTASTIC COSTUME』(河出書房新社)を刊行。

展覧会サイト

作品

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