悲喜こもごも、BIWAKOビエンナーレロケの旅
2007.11.02 Friday
ビデオカメラのファインダーをのぞきながら、私は感情の高ぶりを感じていました。近江八幡という土地柄を大切に今も当時の姿を残す景観、その築100年以上の古き商家に一歩踏み入ればアーティストが織りなす近江八幡との融合の世界。全てがまるで別の世界に来たような錯覚を感じてしまう程、美しく衝撃的で、とても有意義なロケとなりました。

しかし、私のロケの旅は失敗と悔恨の連続でした…。
そう、ことのはじまりは朝家を出た瞬間から。マイカーでの出社となった本日、大阪近郊は朝の通勤ラッシュで渋滞しており、1時間ほど遅刻して会社に到着。足早にスタッフと会社を9時過ぎに出発し、いざ近江八幡へ。
[ルート]
阪神高速11号池田線 中之島→豊中IC(乗り換え)
→名神高速→京滋バイパス→竜王
途中、豊中ICで高速をおりるハプニングもありましたが、大阪近郊を抜けてからの高速は混雑もなく快適。上司の助言通り京滋バイパスを経由したのも大正解、およそ1時間半の道のりで11時頃到着、それでもビエンナーレ事務局の方とのお約束に遅れてしまいました。
大阪府内の高速も車通りは多いものの渋滞することもありませんでしたが、問題は市内の地道。私たちは平日でしたが、土日となると高速も渋滞してそうですよね。少し早めのお出かけで近江八幡付近で朝食って良いかも、その土地の雰囲気にあったゆったりとした時間を過ごしたいものですよね。電車とバスを乗り継いでの観光も良さそうですよ、八幡山や野洲の朝鮮人街道など、古都の散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
[公共交通機関ルート]
JR東海 大阪→近江八幡
→近江鉄道バス 大杉町八幡山ロープウェイ下車
初めての近江八幡。私はここに訪れる前いわゆる田舎みたいな所かな?と思っていました。でも、違ったんです。道路は石畳やコンクリで整備され近代建物などもありましたが、私は時代を遡ってその土地の生活や商業、歴史に触れた気がしました。知らない時代の知らない場所なのに、なぜか懐かしく、時間がゆっくりと流れてて、ほんとすごく気持ちのよい空気感。
そんな土地で個性豊かなアーティストが創りだすアートは、懐かしく、優しく、自然で、また研ぎすまされた一直線な情熱に私は圧倒され、身も心も違う世界に連れて行かれました。
日が傾きだしてからの近江八幡の町もとてもきれいで、赤く照らされた歴史ある建物は朝とは違ったたたずまいに、私の目には映りました。この雰囲気が、私の撮影した映像で少しでも伝わると良いのですが、もう少し撮影カットにバリエーションがあればと後悔。もう一日ロケに出かけましょうか、なんて思っちゃいました。
そしてほんっとに残念です、これがロケでなければ私はカメラを回すこともなく、時間の許す限り浸れたのに。気の合う仲間とアートを語りながらというのも良いのですが、私は一人、この土地とアーティストが創る別世界に思いを馳せるのもいいかも。

BIWAKOビエンナーレ、そこは私たちが忘れかけている日本が持つ美しい風土にアートを通じて一体となれる場所でした。そんな古都、近江八幡はきっと何度も足を運びたくなるお気に入りの場所になりますよ。私も変わりゆく季節に合わせて、また違った魅力を探しに出かけたいですね。日牟禮八幡宮で行なわれる有名な近江八幡の火祭りや、八幡堀に咲く桜とか見に行けたらいいな。
そう思ったロケの1日でした。
皆さんは帰りの車で熟睡でしたよ、お疲れさまです。
posted by ATSUSHI KIKUTA



