華道家・片桐功敦×写真家・津田直 室礼開催中!
2008.06.20 Friday
華道家・片桐功敦さん、写真家・津田直さんの
室礼(しつらい)”湖心” が大阪のgrafで見れます。
皆さん、「華道」というとどういう物だと思っているだろうか?日本の伝統の技芸?女性の習い事?今回のClippin JAM Vol.18で華道家、片桐功敦さんのお話を聞いて、とてもそんな既成概念の中に収まる物ではないと、奥の深さに感嘆した。それは「華道が」というよりこの片桐さんという華道家の器の大きさに心を動かされたのかもしれない。華道という確立された技術や考え方を用いながら、その作品はもはや現代アートというべき広がりを見せる。決してアートの方が華道よりも自由だとか、幅が広いと言いたい訳ではない。見る者からすると華道とはアートでもあったのだと開眼させられる、まさに目から鱗的な驚きがある。

そんな片桐さんの作品が現在、大阪のgraf media gm で観ることができる。写真家、津田直氏との展示「狭間の旅人」は、奥琵琶湖の旅からうまれた作品集「漕」をめぐる3年がかりのプロジェクトの集大成ともいえる。この展示で片桐さんは津田さんと恊働でグラフメディア・ジーエムのための室礼(しつらい)を施した。それは単なる展示に花を添えるという装飾ではない。会場に足を踏み入れた私たちを、津田さんの作品を生んだ奥琵琶湖に眠る記憶の世界へと誘う。

枯れた葦、流木、冬瓜、漁師の使っていた網などすべては琵琶湖から持ってきた物を使って展示されているという。室内に小屋が建つgraf media gmのスペースは琵琶湖の湖畔になり、小屋の中に入れば、広い琵琶湖の湖面を感じさせる空間が広がる。ヘタな説明で想像してもらうよりも、実際に目の当たりにして肌で感じてもらいたい。空間に対して間の取り方というのはどのくらいが気持ちいいのかとか、実物を見なければ分からない妙と言えるものがある。
Clippin JAMで片桐さんの想いに触れたらその表現例を確かめに、足を運んでみてはどうだろうか。
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狭間の旅人
津田直 -作品集-「漕」より
室礼 ”湖心” 津田直、片桐功敦
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■会期:2008年5月30日-6月29日
■場所:graf media gm(graf bld.5F・大阪市北区中之島4-1-18
■開廊時間:12:00-20:00
■休廊日:月曜日(祝日の場合は翌日)
■お問い合わせ:グラフメディア・ジーエム
tel:06-6459-2121 / e-mail: gm@graf-d3.com
posted by KOJI YAMAMOTO



